Cursor の AI モデル説明とおすすめ設定
Cursor の 歯車 → Settings → Models で表示される各モデルについて、「どんなときに使うのが適正か」と「おすすめの設定」をまとめました。トグルを ON にしたモデルだけがチャット・Composer・補完で使われます。
各モデルの説明(どんなときに使うのが適正か)
Opus 4.6
向いている場面: 難しい設計・リファクタリング・長い仕様の理解・複数ファイルにまたがる変更など、負荷の大きいタスク。
- 推論力が高く、複雑な指示や曖昧な表現でも意図を汲み取りやすい。
- 長いコンテキスト(たくさんのコードやドキュメント)を渡したときの一貫性が期待できる。
- 反面、応答が遅くなりやすく、トークン消費も多め。
適正な使用例: アーキテクチャの相談、大規模リファクタの方針決め、バグの原因が広範囲にわたる調査、自然言語でざっくり指示してコード全体を組み替えたいとき。
Sonnet 4.6
向いている場面: 普段のコーディング。速度と品質のバランスがよいモデル。
- Opus より軽く、応答が速い。
- 一般的な機能追加・修正・説明・リファクタに十分な性能。
- 会話のやりとりや、少し長めのコンテキストにも対応しやすい。
適正な使用例: 関数の追加・修正、既存コードの説明、テストの作成、小さめのリファクタ、ドキュメントやコメントの整備、エラーメッセージの解読。
GPT-5.3 Codex
向いている場面: コード特化のタスク。生成・編集・理解に強み。
- コードの文法や慣習に沿った出力が期待できる。
- 複数言語・フレームワークに対応したコード生成や、既存コードに合わせた修正に向く。
- 「この部分を直して」「この仕様で実装して」といった、コード中心の依頼に適している。
適正な使用例: 新規関数・クラスの実装、既存コードの書き換え、別言語への移植、API やテストコードの生成、コードレビュー観点の指摘。
GPT-5.2
向いている場面: 汎用。コード以外の説明・設計・文章も含めた、幅広いやりとり。
- コードと自然言語の両方に対応。
- 設計の相談、仕様の整理、README やコメントの作成など、文章とコードが混ざる作業に向く。
- 応答速度とコストのバランスが取りやすい場合がある。
適正な使用例: 仕様の要約、設計の相談、ドキュメント作成、コードと説明をセットで書いてほしいとき、軽いコード修正。
Composer 1.5
向いている場面: 複数ファイルをまたいだ編集や、Composer(マルチファイル編集モード)での作業。
- プロジェクト全体を意識した変更や、複数ファイルにまたがる一貫した修正に向く。
- 「この機能を追加して」と依頼したときに、必要なファイルをまとめて編集するような使い方に適している。
- Composer 1 より新しく、品質・安定性が期待できる。
適正な使用例: 新機能の追加で複数ファイルを触るとき、リネームや移動に伴う一括修正、コンポーネントの分割・統合、Composer を開いてまとめて編集したいとき。
Composer 1
向いている場面: Composer 1.5 と同様に複数ファイル編集向けだが、旧バージョン。
- 軽いタスクや、Composer 1.5 が重いと感じるときの代替として使える。
- 新しく使うなら Composer 1.5 を優先し、Composer 1 は OFF にしておいてもよい。
適正な使用例: 複数ファイル編集で、Composer 1.5 を切って軽くしたいとき、またはレガシーなワークフローで Composer 1 を指定している場合。
トグルについて(ON / OFF の意味)
- ON(緑) … そのモデルが「使ってよい候補」になる。チャット・Composer・補完で Cursor がこの中から選んで使う。
- OFF(グレー) … そのモデルは使われない。選択肢にも出ない。
「使いたくないモデルは OFF にする」=「ON にしているモデルだけが使われる」で問題ありません。
おすすめの設定(理由付き)
バランス重視(普段の開発向け)
| モデル | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| Sonnet 4.6 | ON | 普段のコーディングで速度と品質のバランスがよい。メイン候補として推奨。 |
| GPT-5.3 Codex | ON | コード生成・編集に特化。実装やリファクタの依頼に適している。 |
| Opus 4.6 | ON | 難しい設計・大規模変更・曖昧な指示の解釈に使いたいとき用。必要に応じて手動で選択できるようにしておく。 |
| Composer 1.5 | ON | 複数ファイルをまとめて編集するときに使う。Composer 利用時はこちらを推奨。 |
| GPT-5.2 | ON または OFF | 汎用で便利だが、Sonnet / Codex / Opus で足りるなら OFF にして候補を減らし、応答の予測もしやすくできる。 |
| Composer 1 | OFF | Composer 1.5 があれば基本的に 1.5 でよい。重複を避け、1.5 に統一するのがおすすめ。 |
理由のまとめ: 普段は Sonnet 4.6 と Codex を中心にし、難しいときだけ Opus 4.6 を選ぶ形にすると、速度・コスト・品質のバランスが取りやすい。Composer は 1.5 だけ ON にしておけば、複数ファイル編集時にも迷いが少ない。
速度・コスト優先(軽く回したいとき)
| モデル | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| Sonnet 4.6 | ON | 軽めのタスクの主軸。Opus より速く、十分な品質が期待できる。 |
| GPT-5.3 Codex | ON | コード作業は Codex に任せて、他モデルを減らせる。 |
| Opus 4.6 | OFF | 重いので、本当に難しいときだけ手動で ON にする運用でよい。 |
| Composer 1.5 | ON | 複数ファイル編集は 1.5 のみでよい。 |
| GPT-5.2 | OFF | Sonnet + Codex で足りるなら外してよい。 |
| Composer 1 | OFF | 1.5 に統一。 |
理由のまとめ: 候補を Sonnet 4.6 と Codex(と Composer 1.5)に絞ることで、応答が速く、どのモデルが選ばれるかも分かりやすい。
品質・難易度優先(難しいタスク多めのとき)
| モデル | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| Opus 4.6 | ON | 難しい設計・大規模リファクタ・曖昧な指示の解釈で最も頼りになる。 |
| Sonnet 4.6 | ON | 普段のやりとりは Sonnet で十分。Opus だけだと重くなりがちなので併用。 |
| GPT-5.3 Codex | ON | コードの実装・編集は Codex に任せると一貫しやすい。 |
| Composer 1.5 | ON | 複数ファイルの一括変更は 1.5 が向いている。 |
| GPT-5.2 | OFF または ON | 好みで。Opus / Sonnet / Codex があれば優先してよい。 |
| Composer 1 | OFF | 1.5 で足りる。 |
理由のまとめ: 難しいタスクでは Opus 4.6 を常に候補に入れておき、普段は Sonnet と Codex で効率を保つ。
使い分けの目安(簡易表)
| やりたいこと | 向いているモデル |
|---|---|
| 普段のコード修正・機能追加 | Sonnet 4.6 / GPT-5.3 Codex |
| コードの一括生成・リファクタ | GPT-5.3 Codex |
| 難しい設計・大規模変更・曖昧な指示 | Opus 4.6 |
| 複数ファイルをまとめて編集 | Composer 1.5 |
| 仕様の整理・ドキュメント・説明 | Sonnet 4.6 / GPT-5.2 |
この文書は Cursor の Models 設定のたたき台です。モデル名や挙動はバージョンにより変わる場合があります。
作成: Cursor (AI支援)。表示モデル: 本サイトの OPENAI_MODEL に準拠。
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